初の短編集『セレナーデ』本日発売!ニューシングル「それを愛と呼ぶなら」収録曲「セレナーデ」ミュージックビデオを本日18時にプレミア公開!
News 2022.06.15
短篇集『セレナーデ』は、Uruがデビュー時よりライブ会場での朗読やオフィシャルファンクラブ内で発表してきた"自身の楽曲を元に書いた物語"より「しあわせの詩」と「鈍色の日」、そこに書き下ろしとなる「セレナーデ」の3つの物語を収録。
カバー写真は、シングル「remember」「プロローグ」「あなたがいることで」のジャケット写真を担当していただいた写真家の岩倉しおりさんに担当していただきました。
楽曲と物語を行き来することで更に広がっていく世界を、是非お楽しみください。
■短篇集『セレナーデ』特設サイト
https://kadobun.jp/special/uru/serenade/
Uruより
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本を読む事が大好きですが、まさか自分が読み手から書き手に変わる機会を頂けると思っていませんでした。小説家の方にとても尊敬の念があり、自分が書き手になる事にとても恐縮し躊躇しましたが、何度か背中を押して頂き、挑戦する事ができました。今まで、ライブ会場での朗読やファンクラブの中で物語をいくつか書いて来ましたが、形ある物としてどなたかに手に取って頂ける日が来ることを自分でも驚いています。
生きているといろんな出来事がありますが、道ですれ違った人も、カフェでとても楽しそうに笑っている誰かも、きっと何かしら自分の心の中だけに留めている傷や秘密、蓋をして来た事のようなものがあって、それとうまく共存しながら日常を送っているのだろうと思っています。この本に綴った家族、人生、恋愛の3つの柱の物語はそれらが根底にあって、自分ではない他者との関わりの中で愛を求めたり踠いたりしながら自分という人間をより深く知っていくような、そんな心の機微を書きました。
胸を刺すような表現もあるかもしれませんが、自分のすぐ近くで起こっている誰かの日常の一部だと、親愛の情を持って読んで頂けたら嬉しいです。
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